2013年2月12日火曜日

青年海外協力隊の経験が就職に有利となるのか?

コンピュータ技術ですが、37歳では青年海外協力隊の経験が評価される事はありません。

協力隊で何をしたか?という事よりも、その国で会得した「語学スキル」を
重要視された事はありました。そのため、最初の面接はスペイン語で行われ、
2回目の技術面接は日本語で、派遣中に行った活動よりも、派遣前にしてきた
仕事を評価の対象とされました。一応、内定を頂きましたが、お断りしました。

コンピュータ技術でよく聞く話ですが、前職に戻るパターンがとても多いです。
やはり技術レベルや性格がわかっている人なので、戦力になると思われれば、
前職から誘われるのは普通かもしれません。

その他、コンピュータ技術は、人材紹介サイトに登録して紹介を待つケースが
多いですが、より深く見られるのは「スキル」と「語学」です。

結局は、青年海外協力隊に参加した!という事はどうでもいいのです。
そこで最終的に何をしたのか、何を達成したのか、それが重要です。
それが、人材を募集している企業に明確に売り込めなければ、意味がありません。

協力隊に参加する前から自分のスキルに相当の自信があれば、どの要請でもかまいませんが、
もし協力隊に参加した事を有利に働かせたいのであれば、応募する際の
要請の選択はとても重要です。

将来設計をする際、どの言語が企業でニーズが多いのか、
どういった要請内容が帰国後の自分が進みたいと考える就職先で有利になりそうか、
そんな事も踏まえて協力隊には応募すべきだと思います。


もう一度言います。

青年海外協力隊に参加した事は、誰も評価してくれません。

あなたがどんなスキルを持ち、
どんな人物であるか、
それが重要です。

青年海外協力隊に参加したことは何の自慢にもなりません。
参加した事で得た知識と経験が明確に示されて初めて評価の対象となるのです。

0 件のコメント:

コメントを投稿